この動画について
第一部は、講師に株式会社RealtyBank 代表取締役 川上 将司氏をお迎えし、『AI×不動産 最新の不動産画像生成ツールで圧倒的差別化!』というテーマで、内覧者数や問合せ数が増加し、成約までの期間が短縮されることが実証されているデジタルステージングの効果や利用方法、最新ツールについてお話いただきました。
第88回北海道大家塾は、9月28日(土)に札幌駅最寄りの北農健保会館に会場を設け、会場セミナーに60名、You Tube ライブ(限定公開)同時配信によるWEBセミナーには61名の計121名が参加の中で開催されました。
第一部は、講師に株式会社RealtyBank 代表取締役 川上 将司氏をお迎えし、『AI×不動産 最新の不動産画像生成ツールで圧倒的差別化!』と題して、内覧者数や問合せ数が増加し、成約までの期間が短縮されることが実証されているデジタルステージングの効果や利用方法、最新ツールについてお話いただきました。
第二部では、『備えて安全 これからの賃貸経営~賃借人も建物も家主も年をとります〜』というテーマで、合同会社あなたの隣り 代表社員 司法書士の太田垣 章子氏にご登壇いただき、賃貸経営における高齢者トラブルを未然に防ぐための方法や、地域包括支援センターと連携する重要性などについてお話いただきました。
サポートパートナーの企業紹介では、新築RC造限定返済期間選択制ローン導入の北央信用組合さん、電気もガスも『光熱費』がオトクな北海道ガス株式会社さんの2社にご案内をしていただきました。
また、サポートパートナーブースにて、参加者様からの質問等にお答えいただきました。
【第一部】講師紹介
AI×不動産 最新の不動産画像生成ツールで圧倒的差別化!
デジタルステージングとは、賃貸売買の広告の際に利用する室内写真に、家具家電を設置したイメージ図を作成すること。
第一部講師の川上将司さんは、建築系の大学を卒業し大手ハウスメーカーに入社。
不動産ベンチャー企業への転職を経て、2021年の4月からテキサス州ダラスの不動産会社で働き始めました。そこで1年半ほど学んだことをベースに、同年11月に株式会社RealtyBankを創業。2022年からデジタルステージングのサービスを開始しました。
現在デジタルステージングのサービスは管理会社・売買仲介会社・建築会社・大家さんも含め1300社ほどの利用者がおり、様々な要望を反映させながらこの2年間アップデートを繰り返しています。
コロナ禍、現地に行かなくても不動産を借りたり買ったりする人が増えたことにより、バリエーション豊かで生活のイメージが湧きやすくなる、バーチャルやデジタルでのステージングが急激に広まりました。
利用者調査分析でもスマートフォンの操作だけで簡単に依頼でき、プレビュー数・内覧者数が増えたことから満足度95%と高評価。
現在RealtyBankではデジタルステージングの他にも、360度のステージング・家具消し・商業用のステージング・リノベーションの5つのサービスを行っています。
最近は、家具消しの依頼が増えているそうです。
- デジタルステージングは1枚4,950円(税込)
- 家具消しは3,850円(税込)
スマホで手軽に、依頼から編集確認まで完結。
圧倒的に早く安く、最大48時間でハイクオリティな画質の写真が納品されます。
修正依頼の回数は無制限で、納得行くまで変更することが可能です。
更に図面があれば
- 3D間取り図 7,700円(税込)
- 3D間取り図360℃バーチャルツアー 13,200円(税込)
の作成も可能。
これまで竣工予定の物件は、少ない写真枚数で募集を開始していましたが、日本国内の新築賃貸住宅の仕様に近いデザインを再現することができるため、室内のイメージがしやすく完成前の入居者募集に役立ちます。
更なる進化を求めてリリースされたデジタルステージングAI2.0は、床・壁・天井の変更を一瞬で行うことができます。
AIが作ったものを微調整するだけで20秒ほどで生成でき、料金も格安で、リフォームする際のアクセントクロスなどのイメージがつきやすくなります。
このような様々な最新のツールの他に、
リアルとデジタルを使い分けるポイント
デジタルステージング用の写真の取り方アドバイス・おすすめ方法
なども学ぶことができました。
広告の写真をどう作り込むかは、不動産を早く高く成約させるために非常に重要なポイントです。
リアルかデジタルかわからないほどクオリティが上がっていて、早くて安いデジタルステージングのサービスを利用しながら、空室を素早く埋めるヒントを掴むことができました。
塾長 原田の感想
33歳の川上さんによる若さ溢れる講演でしたね。
アメリカに行って、アメリカの不動産業界を体験した川上さんは、日本にもデジタルステージングを普及させようと創業し、かなりの品質で家具を配置したり、消したりと進化していました。
デジタルステージングを行うことによって、賃貸サイトでのPV数・ 問い合わせ数・ 内覧者の増加に大きな効果があります。
内覧3件で1件成約するのが通常。
それ以上の内覧があって決まらない時は物件に問題があるということで、私もそう思います。
入居希望者は内覧して数十秒で、その物件を決めるかどうかが決まります。
デジタルステージング+リフォームが重要だと言うことです。
後半の写真のとり方も非常に勉強になりました。
新築して完成写真を撮影し、そこにデジタルステージングを施すのが、一番良さそうですね。
大家さんのマーケティング活動に一石を投じるデジタルステージングを活用していきましょう。
開催記録
●日 時:2024年9月28(土) 13:30-18:00
●参加人数: 121名(会場参加:60名、WEB参加:61名)
まだコメントはありません。