この動画について
第二部では『大家さんのための賢い車の買い方!』と題して、現在は大家業と共にカーディーラーのBRIDGE札幌グループ を経営される下山 綾 氏にご登壇いただき、「大家業にも役立ちながら、ランボルギーニやポルシェなど憧れのスーパーカーにも乗れる購入の仕方」について詳しくお話いただきました。
第68回北海道大家塾は、札幌駅最寄りの北農健保会館に会場を設け、コロナ感染拡大防止対策を行なった会場セミナーには46名、You Tube ライブ(限定公開)の同時配信によるWEBセミナーには100名参加の中で開催されました。
第一部では元祖サラリーマン大家(現在は専業大家)としても有名な赤井 誠 氏にご登壇いただき、前半は「会社員時代から15年間、堅実に進めてきた不動産投資の戦略」について、後半は今後も勝ち残っていける強い投資家になるために大切だと考えていることを、講師自身の体験をもとにお話しいただきました。
第二部では『大家さんのための賢い車の買い方!』と題して、現在は大家業と共にカーディーラーのBRIDGE札幌グループ を経営される下山 綾 氏にご登壇いただき、「大家業にも役立ちながら、ランボルギーニやポルシェなど憧れのスーパーカーにも乗れる購入の仕方」について詳しくお話いただきました。
赤井氏と下山氏はゴルフ仲間としても親しい間柄。そのお二人からお話いただいた今回の北海道大家塾は、共に『不動産経営における「投資」の原理原則、または特に大切なこととは何か?』を改めて学ぶ機会となりました。
サポートパートナーの企業紹介は、「人気NO1都市ガス物件なら北ガスにご相談ください。」の北海道ガス株式会社さん、「大家業専用の高還元率のアメックスプラチナカードがオススメ」の株式会社クレディセゾンさんに会場で紹介PRをしていただきました。
今回は、サポートパートナーブースは設置せず、出入り口横にチラシを並べ来場者が自由にチラシをお持ち帰り出来るようにしてみました。
【第二部】
講師紹介
下山 綾 (Shimoyama Ryo)
BRIDGE札幌グループ
https://www.toubu-daihatsu.com/bridge/
BRIDGE札幌グループ 代表
東部ダイハツ株式会社 常務執行役員
恒志堂グループ モデナスポーツカーズ株式会社 社外取締役
株式会社ブルーエステート 代表取締役
株式会社ブリッジエステート 代表取締役
J-REC公認不動産コンサルタント
ファイナンシャルプランニング技能士
北海道札幌市生まれ
平成13年春 トヨタディーラーにて営業職につき10年目にトップセールスに
平成24年春 ジョイカル下手稲通り店開店
平成25年夏 不動産賃貸業を開始
平成26年秋 ジョイカル西宮の沢店開店
平成26年秋 株式会社ブルーエステート設立 代表取締役就任
平成29年秋 J-REC公認不動産コンサルタント認定
平成30年春 モデナスポーツカーズ株式会社 社外取締役就任
平成31年春 ジョイカル石山通り店開店(モデナスポーツカーズ内併設)
令和 2年春 株式会社ブリッジエステート設立 代表取締役就任
令和 2年春 ジョイカル札幌3店舗の屋号をBRIDGEへ変更
店舗: BRIDGE下手稲通り店、 BRIDGE 西宮の沢店、
BRIDGE石山通り 店(モデナスポーツカーズ内併設)
趣味: ゴルフ
所有車両: ランボルギーニウラカン、ポルシェパナメーラ、レクサスLS 他
○BRIDGE札幌グループ
『大家さんのための賢い車の買い方』
「スーパーカーを賢く買うためには、減価償却を上手に使いましょう」
経営されるBRIDGE札幌グループでジムニーやレクサスなどの人気車種を取り扱い、自身もランボルギーニウラカンやポルシェパナメーラなどスーパーカーのオーナーでもある下山さんが紹介された「賢い車の買い方」は、不動産経営に関わるオーナー、経営者であれば、とても馴染みやすい内容でした。
会計上、車の減価償却は毎月、計上されるもの。新車であれば乗用車の耐用年数は6年、商用車は4年と計上されます。3年10か月経過の中古車であれば耐用年数は2年。
仮に物件売却時に売却益が出た場合、4月(または期首)に納車のタイミングを合わせれば、上記の中古車を購入時は(定率法の考え方に沿った場合)1年目で500万円分、経費計上することが可能です。もし3月(または期末)に納車の場合は、3月・1ヶ月分 約416667円の計上となり、残りは来期へ利益を繰り延べされ、税金の控除対象となります。
法人化された不動産オーナーであれば決算月の変更に制限が無いため、物件の売却益を得る月と車の購入月のタイミングを合わせることで、減価償却により会計上は利益を繰り延べする形となります。
ここでポイントとなるのは、「リセールバリューが高い車」であれば後日、車を売却する際にも高く売ることが可能となり、オーナーにとってより高いメリットがもたらされます。ジムニーであれば、現在は新車でも納車が1年先などの状況にあるため、新車より高い価格で買い取りされるケースもあるそうです。
スーパーカーであれば、一番人気はフェラーリ。希少性の高い車種は特に高い価格で取引される可能性が高いとのこと。また、リセールバリュー高い車は仕様が決まっているため、株・FXと同じように価格も週単位で変動する場合もあるそうです。
「まずは、減価償却の基礎知識を押さえておきましょう」
専門家として、リセールバリューの高い車を詳しくご紹介した後、下山さんは定額法・定率法という償却方法についても、ていねいに説明されました。
減価償却に関わる会計と「固定資産」の価値の考え方、または定額法・定率法の違いについても細かくレクチャーされた後で、実際に数字を入れてのシュミレーション、または別の手段として「カーリース」に関しても説明されつつ、「スーパーカーの購入は減価償却にもとづいた買い方に適しています。」「リセールバリューが高い車両ですと最高です。」と、お話されました。
実際の数字とともに説明いただいたことで、『憧れのスーパーカーのオーナーになった上で経営にもプラスとなるメリットが高い』という下山さんのお話に、強く興味を持たれた方も多かったと思います。
また、スーパーカーをテーマに分かりやすくお話いただいたことで、普段の経営では当たり前に思っていた基本的な「減価償却」や会計上の考え方もまた、視点を変えるだけで自分の憧れる人生の夢を叶えつつ、経営的なメリットも持つ「投資」になるという点にも、大きな学びがあるセミナーとなりました。
塾長 原田の感想
第二部の下山さんには「大家さんの賢い車の買い方」をお話して頂きました。
減価償却の仕組みを理解すると、スーパーカーを利用した「利益の繰越」の仕組みがよくわかります。
法人での物件売却益は多額になります。利益額によって、税率が変わりますので、それを一旦繰り越すわけです。そして、利益が少ない決算時や赤字の時に車を売却して利益をぶつけるのです。
こういった税務のしくみを知ることが、結果として節税につながることが良くわかりました。
またカーリースも魅力的です。車両購入によるキャッシュアウトを防ぎ、計画的に経費化できるのが魅力です。
そしてリセールの高いクルマのお話。
早速ランドクルーザープラドを見に行った人もいるのではないでしょうか(笑)
開催記録
●日 時:2021年5月29日(土)
13:30-18:00
●参加人数: 146名(会場参加:46名、WEB参加:100名)