この動画について
第一部は中本さんに、『驚愕の団地再生!ビレッジハウスの本気ビジネスから不動産オーナーが学ぶ事』と題して、「安心オトクな団地ライフ」として提供している築古団地の驚愕の再生方法をお話いただきました。
大手にも関わらず自社管理のため、空室を埋めるために綿密に市場調査を行い、それに基づき再生しているその手法は規模は違えど不動産オーナーとして大変勉強になりましたね。
第66回北海道大家塾も、会場とYou Tubeライブ(限定公開)同時配信で開催いたしました。
今回は、ビレッジハウス・マネジメント株式会社 北海道支社長の中本篤司と株式会社SIRE 代表取締役
木津雄二さんにお話していただきました。
第一部は中本さんに、『驚愕の団地再生!ビレッジハウスの本気ビジネスから不動産オーナーが学ぶ事』と題して、「安心オトクな団地ライフ」として提供している築古団地の驚愕の再生方法をお話いただきました。
大手にも関わらず自社管理のため、空室を埋めるために綿密に市場調査を行い、それに基づき再生しているその手法は規模は違えど不動産オーナーとして大変勉強になりましたね。
第二部は木津さんに、『元SUUMO社員が語る。「大家さんがポートルサイトを操る新時代の到来」』 と題して、「お部屋探し」で重要になるポータルサイトを操ることが出来る新サービス「ECHOES(エコーズ)についてお話いただきました。
今までポータルサイト掲載を自分では出来なかった大家さんにとって、自分で簡単に物件の掲載が出来るECHOESは満室経営の強い味方になること間違いなしです!!
サポートパートナーの企業紹介は、「人気NO1都市ガス物件なら北ガスにご相談ください。」の北海道ガス株式会社さんと「大家業専用の高還元率のアメックスプラチナカードがオススメ」の株式会社クレディセゾンさんに会場で紹介PRをしていただきました。
また、初の試みとして気になる商品の実演タイムを設けました。今回は、サポートパートナーブースも出していただいた「見守りシステム・内見カウンターなどIOTを賃貸経営に」の合同会社gugenkaさんに内見数把握や孤独死のリスク対策として活用出来る「貼るだけドアカウンター」の実演をしていただきました。こちらの商品は、工事不要・電源不要・ネット不要・安否確認の作業不要の優れもので気軽に導入出来ますね。
【第一部】
講師紹介
中本 篤司(Nakamoto Atushi)
ビレッジハウス・マネジメント株式会社
北海道支社長
昭和46年
愛知県生まれ
平成 7年
明治大学卒業後、都市銀行系の不動産会社に就職以降デベロッパー、資産運用会社などで不動産の売買、賃貸、仲介、管理等不動産現業部門に勤務
平成29年
ビレッジハウスの管理運用を行うレジデンシャル・サービス・ジャパン株式会社(現ビレッジハウス・マネジメント株式会社)に入社
平成30年
北海道支社長に就任
趣味:ゴルフ
○ ビレッジハウス・マネジメント株式会社
驚愕の団地再生!
ビレッジハウスの本気ビジネスから不動産オーナーが学ぶ事
中本さんはビレッジハウスが札幌市で取得・運営する実際の物件を具体例として紹介しつつ、
「リフォーム後の内覧会では金・土の二日間とも30名ほどの来場がある状況です。当初は北海道の仲介会社さんに「ビレッジハウス」をなかなか知って頂けてない時期も続き、送客に苦戦した時期も長かったですが、地道な営業活動を続けることで理解していただき、徐々に「ビジネスチャンスもある」という認識も共有することで、送客を頂ける状況になりました」
と、こんな舞台裏のエピソードまで語ってくれました。
全国で1,067物件を運営するビレッジハウス。「月額家賃2万円~」という低水準の料金設定、「敷金・礼金無し」で最小限の初期費用や入居手続きにより、『安心オトクな団地ライフ』を提供する同社は、住宅セーフティネットにも登録し、自治体の福祉課とも連携することで仲介会社を通した入居手続きが困難な生活弱者の方にも住宅供給を行なう点が注目を集めています。
ビレッジハウスのユニークな特徴の一つは、行政法人が運営していた雇用促進住宅(団地)を現状有姿で取得し、内外装のリフォームにより新たな賃貸住宅として提供する点です。
このような事業モデルは「ビレッジハウスの経営理念」にも明確に描かれていました。
・使命 簡単な手続きを通して住居の自由を実現すること
・本質 低家賃を通してお客様の新生活をサポートすること
・焦点 敷金、礼金等の引っ越しの面倒な条件を排除すること
・保証 住宅供給を通して皆のためのコミュニティを実現し社会を変える事
その上で物件の取得、リフォーム、または家賃設定といった計画でも
1. 徹底した市場調査
― どういう物件か? 何がPRポイントか?を仲介会社を徹底的に廻って、情報収集
2. コンセプトを決める
― 「グレード設定」で、お部屋の内装、設備、料金設定がバラエティに富む選択肢となるよう設計
3. 選択と集中
― 内外装のリフォームでは徹底した低コストの仕入れ・工事を実行。
営業ではセールスポイントを明確にし、仲介会社とも地道な関係性づくりから入居率の稼働をUP。
という方針で「自社の経営理念の実現」に基づいた計画を立て、実践したことが稼働率4%だった北海道唯一のタワー物件すらも満室にする、同社の成果を生むノウハウでした。
塾長 原田の感想
ビレッジハウスさんの「驚愕の団地再生!ビレッジハウスの本気ビジネスから不動産オーナーが学ぶ事」と題したセミナーは、私が昨年ビレッジハウスさんを見学させて頂き、その時に
大変驚き関心したので、「是非お願いします」と言って実現したセミナーでした。
ビレッジハウスは全国10万戸以上の旧雇用促住宅を運営管理しています。
北海道だけでも約7000戸。
これだけの数の物件を毎年計画的に修繕し、賃貸市場に供給しています。
セミナーで触れていましたが、例えば桜台タワーは4棟314戸もあって引き渡し時点の稼働が3~6室!!ほぼ全空状態です。
それを予算を決めて、計画的に修繕し、そして確実に入居付して行くのです。
そのポイントはターゲットを絞り、リフォームの仕様を決めて家賃を設定し、リーシングを計画的に行っている事です。
すでに築50年近い物件でも、風呂なし物件でもなんとか埋めていく姿には、非常に学ぶことが多いセミナーだったと思います。
開催記録
●日 時:2021年1月30日(土)
14:00-18:00
●参加人数: 108名(会場参加:41名、WEB参加:67名)